陸上競技部~関東大会出場(連続出場中)で、10位!!~
2025 関東高等学校大会出場~連続出場中~!!
女子5000m競歩 連続出場中!!
女子5000m競歩 10位!!
栃木県のカンセキスタジアムにおいて開催されました関東高等学校陸上競技大会に出場してきました。
今回出場したのは鈴木玲菜さん(3年)で、これまで何度も紹介をしてきた選手です。そのため、現地入りした後の調整練習も動じずに、かつ私も何も言うことのないような動きでこれまで以上に順調にこなしてくれました。このような状況なら、あとは思い切って当日のレースに臨んでもらうというだけでした。
そして翌日のレースを迎えました。スタートから全体的に速いペースでの展開となり、先頭集団から離されてしまいました。しかし、これまで着実にキャリアを積み重ねてきたため、ある程度落ち着きながら歩を進め、2周目辺りからは自身のベスト記録を上回るペースで進んでいきました。それでも上位の選手たちも安定した速いペースで周回していったため、距離は縮まりませんでした。このように昨年度に比べてもハイレベルなレースとなりましたが、鈴木さんは最後まで諦めずに懸命に前へ前へと歩を進めていってくれました。そして、自己記録更新こそなりませんでしたが、自身のセカンド記録で10位でフィニッシュ!!昨年度のレースならインターハイ出場が決定していた記録でしたし、本当に最後まで前だけを見てよく歩き続けてくれたと思います。
そのような頑張りを見せてくれた鈴木さんは中学時代まで陸上競技未経験者でしたが、高校では陸上競技をやってみたいと思っていたようで、当部に入部してきてくれました。最初は中長距離をメインとした状態で練習していましたが、その適性を見込んで競歩を勧めてみると、即答で取り組み始めてくれました。その素直な性格から、さらに上を目指せる選手と感じました。ただし、競歩のデビュー戦は彼女にとっては大変であったと思います。通常の5000mとは異なる3000mという特別な距離のレースが当時実施され、そこでインターハイ出場選手などのレベルの高い上級生2名の選手と三つ巴というレースとなりました。しかし、彼女はそれを何とか乗り越え、見事に完歩してくれた姿を見て、2年後には全国大会を狙える選手になると確信し、私はそれを目指し、指導していくことになりました。その後、1年次の県新人大会から3位に入賞して関東大会に出場、2年次の県総体でも3位で関東大会出場、県選手権大会では大学生や社会人とのレースでも6位に入賞(残念ながらこの年から5000m競歩は関東選手権大会不実施)、県新人大会では1つ上の本藤椰子先輩に続いて優勝し、当部としての2年連続の優勝に貢献、そして今年度の県総体でも優勝してくれるまでに大きく成長してくれました。そのような選手でしたので、今大会で勝たせてあげられなかったのが悔やまれます。しかし、鈴木さんは本当によく頑張って全力を尽くしてくれ、当部の伝統を受け継ぎながらも多大な貢献をしてくれ、新たな伝統も築いてくれました。その大きな力は必ずや人生の大きな糧となっていくと思います。これからは進路実現も含めて、自身の人生の目標に向かって頑張り続け、大きな花を咲かせてください!!これまで本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
では、次回は県選手権大会です。高校生だけでなく、社会人や大学生たちとどこまで勝負できるのか。決して簡単ではありませんが、思い切って勝負させていきます。部員たちの頑張りに、温かいご声援をお願いいたします!!
(結果)
10位 女子5000m競歩 鈴木玲菜(3年) 26分56秒27
今回出場したのは鈴木玲菜さん(3年)で、これまで何度も紹介をしてきた選手です。そのため、現地入りした後の調整練習も動じずに、かつ私も何も言うことのないような動きでこれまで以上に順調にこなしてくれました。このような状況なら、あとは思い切って当日のレースに臨んでもらうというだけでした。
そして翌日のレースを迎えました。スタートから全体的に速いペースでの展開となり、先頭集団から離されてしまいました。しかし、これまで着実にキャリアを積み重ねてきたため、ある程度落ち着きながら歩を進め、2周目辺りからは自身のベスト記録を上回るペースで進んでいきました。それでも上位の選手たちも安定した速いペースで周回していったため、距離は縮まりませんでした。このように昨年度に比べてもハイレベルなレースとなりましたが、鈴木さんは最後まで諦めずに懸命に前へ前へと歩を進めていってくれました。そして、自己記録更新こそなりませんでしたが、自身のセカンド記録で10位でフィニッシュ!!昨年度のレースならインターハイ出場が決定していた記録でしたし、本当に最後まで前だけを見てよく歩き続けてくれたと思います。
そのような頑張りを見せてくれた鈴木さんは中学時代まで陸上競技未経験者でしたが、高校では陸上競技をやってみたいと思っていたようで、当部に入部してきてくれました。最初は中長距離をメインとした状態で練習していましたが、その適性を見込んで競歩を勧めてみると、即答で取り組み始めてくれました。その素直な性格から、さらに上を目指せる選手と感じました。ただし、競歩のデビュー戦は彼女にとっては大変であったと思います。通常の5000mとは異なる3000mという特別な距離のレースが当時実施され、そこでインターハイ出場選手などのレベルの高い上級生2名の選手と三つ巴というレースとなりました。しかし、彼女はそれを何とか乗り越え、見事に完歩してくれた姿を見て、2年後には全国大会を狙える選手になると確信し、私はそれを目指し、指導していくことになりました。その後、1年次の県新人大会から3位に入賞して関東大会に出場、2年次の県総体でも3位で関東大会出場、県選手権大会では大学生や社会人とのレースでも6位に入賞(残念ながらこの年から5000m競歩は関東選手権大会不実施)、県新人大会では1つ上の本藤椰子先輩に続いて優勝し、当部としての2年連続の優勝に貢献、そして今年度の県総体でも優勝してくれるまでに大きく成長してくれました。そのような選手でしたので、今大会で勝たせてあげられなかったのが悔やまれます。しかし、鈴木さんは本当によく頑張って全力を尽くしてくれ、当部の伝統を受け継ぎながらも多大な貢献をしてくれ、新たな伝統も築いてくれました。その大きな力は必ずや人生の大きな糧となっていくと思います。これからは進路実現も含めて、自身の人生の目標に向かって頑張り続け、大きな花を咲かせてください!!これまで本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
では、次回は県選手権大会です。高校生だけでなく、社会人や大学生たちとどこまで勝負できるのか。決して簡単ではありませんが、思い切って勝負させていきます。部員たちの頑張りに、温かいご声援をお願いいたします!!
(結果)
10位 女子5000m競歩 鈴木玲菜(3年) 26分56秒27