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陸上競技部~県選手権大会 男子5000m競歩6位入賞(高校生中2位)で、6年連続入賞者輩出!!競歩4年連続入賞者輩出!!~


2025 千葉県選手権大会!!
男子5000m競歩6位(高校生中2位)!!
6年連続入賞者輩出!!競歩4年連続入賞者輩出!!

 6月28日(土)・29日(日)に開催されました千葉県選手権大会に出場しました。毎年お伝えしておりますが、この大会は誰でも出場できるものではなく、高校生の中でも県大会で上位の成績を残した者、もしくは標準記録を突破した者のみが出場できるもので、かつ大学生や社会人も出場するため、簡単には勝てない大会です。しかし、当部はこれまでも連続して入賞者を輩出してきていますし、今年度に関しても、参加資格を得ていても出場しなかったメンバーを除いても、当部としては勝負できる状態で臨みました。
 まず初日は、男子4×100mリレーからでした。全メンバーの走力は向上してきていたので、県総体に続いてのチーム新記録を狙っていましたが、残念ながら予選で敗退となってしまいました。チームをここまで引っ張ってきてくれた笹野将太君(3年)。当部に入部して活躍することを目標として、早い時期に入学を決めてくれ、入学前から当部の練習に参加してくれました。入部時は慣れないハードルも取り組んでくれ、見事に県大会出場権も獲得してくれました。その後、徐々に力をつけ、リレーメンバーにも選ばれ、今ではリレーの中心選手となってくれ、リレーに懸ける想いは人一倍強くなってくれました。本当にこれまでお疲れ様でした。残りの3人のメンバーは、まだ1・2年生です。先輩たちの想いを受け継ぎながら、今後さらに飛躍していってくれることを期待しています。
 続いて登場したのは女子400mの鈴木茉奈さん(3年)。暑さに負けずに、彼女らしい走りをしてくれ、全体の15位、高校生中11位となりました。よく頑張ってくれました。
 そして2日目。まずは女子4×400mリレーからとなりました。1走は西村羽叶さん(3年)。これまで女子の部長として、そのリーダーシップを発揮し、走りでもその他の言動でも皆を引っ張ってくれました。今大会の400mハードルの出場権も獲得していましたが、このリレーと同日ということもあり、仲間のためにという想いも含めて、このマイルに懸けてくれました。1走として頼れる安定感と粘りのある彼女らしい走りで最後まで諦めずに走り切ってくれました。そして2走は、上述の鈴木さん。入学前から縁を感じ、当部の練習に参加してくれ、徐々に頭角をあらわして絶対的なエースへと成長してくれました。メインの400m以外にも、100m・200m、そして駅伝にも出場できるくらいのオールラウンダーで、部に様々な面で貢献してくれましたし、純粋に陸上競技が好きで、その前に向かっていく姿勢には好感が持てました。この日も、エース区間にもかかわらず、前へ前へと駆け抜けていき、1人抜いて3走へと繋いでくれました。3走は、関根梨乃さん(3年)。当部は何人もハードル種目でも入賞者を輩出してきていますが、それでもここ数年はハードル経験者が入部してきていませんでした。そのような中で、数年振りに入部してきてくれた貴重な存在でした。1年次から100mハードルと400mハードルに果敢に挑戦し、中心選手として活動してくれました。そして2年次には県総体で準決勝に進出し、1年前のこの県選手権大会にも出場した経験があります。前に向かっていくことができる性格を活かし、この日も抜かれても意地を見せて最後は抜き返し、4走へと繋いでくれました。そして、4走は半澤紬さん(3年)。これまで何度も紹介してきた競歩をメインとし、県大会入賞選手です。今年度の支部総体では、女子のリレーのピンチを救ってくれました。中学時代まで陸上競技未経験者でしたが、高校入学後は競歩、中長距離種目、両リレーに出場した経験があります。今回も自身のためはもちろん、仲間のために、彼女の中長距離の走りの良いところを崩さずに短距離の走りに近づけながら最後まで懸命に走ってくれました。このような4人のバトンが繋がって各自のラップタイムを上げ、見事にベスト記録を更新してくれ、全体の14位、高校生チーム中13位となりました。この4人はこの日まで現役を継続して、当部の女子の伝統を守り抜いてくれましたし、日頃の練習でもよく気を遣って行動してくれていました。ここまで本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。そのようなメンバーをこの日まで裏方としてサポートしてくれた、4×100mリレーのメンバーでもあり、この4×400mリレーではスーパーサブとなった芝田麻乃佳さん(3年)と、マネージャー兼選手であった荒川琴美さん(3年)。この2人の手厚いサポートのおかげもあり、4人も思い切って走り切ることができ、ベスト記録の更新に繋がりました。2人とも、ありがとう。
 最後に登場したのは、男子5000m競歩の上村悠也君(3年)と永野琉月君(2年)。この日も暑すぎるくらいの気温で、距離が長い種目はまずます大変なコンディションの中、レースはスタートしました。県総体でのリベンジとしてこの日に照準を合わせてきた上村君。序盤から前の方でレースを展開します。一方の永野君も慕っている上村先輩の背中を見ながら、これまでにないハイペースで歩を進めていきました。自己記録の更新が期待されるペースで行きましたが、残念ながら実現できませんでした。しかし、まだ2年生ですし、同じ時期の上村君よりベスト記録は上回っているので、今後の成長に期待が持てます。
 さて、上村君の方に戻りますが、この暑さに翻弄されながらも前だけを見て歩を進み続け、辛いところもこらえて頑張り続けてくれました。もう終盤は気力だけの勝負という状態でした。さすがに全日本能見大会にも出場し完歩しただけはあります。見ている皆がその気力ある歩きに感じるものが多々あったと思います。本人も自身のためはもちろん、部の伝統を守り抜くためにも懸命に歩き続けてくれ、見事に6位でフィニッシュ!!この順位は本来なら関東選手権大会出場権獲得となりますが、昨年度から関東陸上競技協会の判断により、「熱中症予防の観点」から5000m以上の長距離種目は関東選手権大会では実施されなくなったため、出場できないのです。それは昨年度出場権を獲得した2名と同様です。残念ですが、仕方ないことと割り切るしかないのです。しかし、社会人や大学生を含めたレースで6位入賞、そして高校生としては2位の順位ですので、誇れるものです。本当に最後まで諦めずに頑張り続けてくれました。
 この結果、当部しては6年連続入賞者輩出となり、競歩は4年連続入賞者輩出となり、先輩たちから受け継いできた伝統を繋げてくれました。本当にありがとう。
 このように3年生は意地を見せてくれ、自分たちのラストレースを飾ってくれました。その姿を間近に見てきた1・2年生も、今後さらに練習に励んでくれ、部の伝統も引き継いでいってくれると信じています。すでに引退したメンバーも含めて、3年生は今後も後輩たちのことを応援してあげてください。よろしくお願いします。そして、これからは陸上競技同様、自らの進路実現のため全力を注ぎ、目標を成し遂げてくださいね。皆なら必ず実現できますから。陰ながら応援し続けていきます。本当にこれまでお疲れ様でした。そして、ありがとう。
 今大会も、暑すぎる天候にもかかわらず、温かいご声援をいただき、感謝申し上げます。引き続き当部の発展のために、応援をお願いいたします。

 (結果)・・・6年連続入賞者輩出!!競歩4年連続入賞者輩出!!
   6位(高校生中2位)  男子5000m競歩  上村 悠也(3年)  24分00秒41
   14位(高校生中13位)  女子4×400mリレー   4分11秒36
         西村 羽叶(3年)   鈴木 茉奈(3年)
         関根 梨乃(3年)   半澤 紬 (3年)
   15位(高校生中11位)  女子400m     鈴木 茉奈(3年) 1分00秒64

   その他の出場種目:男子4×100mリレー,男子5000m競歩