進路指導方針

基本方針・年次指導目標・重点目標

(基本方針)
1. 建学の精神「敬天愛人」の理念に合致した思いやり・愛情のある進路指導を実践する。
2. 生徒が自分自身の「生き方」を見つけるための情報・方法を提供し,生徒一人ひとりが進路目標を達成するための
  助言・指導を行う。
3. 生徒・学校・保護者が三位一体となって生徒個々に対応し進路目標の達成と自己実現を促す。
4. 生徒の興味・関心を生かしながら,多面的・客観的な進路指導を計画的に実施する。
5. 進路先の情報の収集と精査を行い,各ルーム担任の指導に活用できる実践的な情報発信を行う。
6. 校内における他部署との連携を強化し、生徒の全人的成長に寄与する。
(年次指導目標)
1学年
現代の社会に存在する業種・職種や社会の仕組みを学び,適切な職業観を育成する。その上で自己を見つめ将来の
大まかな方向性を打ち出す。また,自己表現の手段の第一段階として
小論文の基本的な能力の獲得をサポートする。
2学年
数多く氾濫する情報の中から自己実現のために有用な情報を取捨選択・抽出する能力を高め,判断力や決定力を養う。
また,学年末に第一志望を決定するためのサポートを行う。
3学年
生徒一人ひとりの目標とする進路を実現するための具体的な計画の策定とその実行をサポートする。また,生徒の自己
教育力を高めるため,学習におけるPDCAサイクルの確立を促す。
(重点目標)
1. 高大接続の改革に伴う教育行政の動きに対応するとともに的確な情報を収集し,生徒へのサポートを行う。また,
各ルーム担任・教科担当者の実践的な指導に役立つ情報を提供する。
2. センター試験廃止後の受験指導のあり方の検討を進め,論理的思考力・判断力・表現力を養うための指導のあり方を
研究する。これにより2019年度から導入される「高等学校基礎学力テスト(仮称)」,翌2020年度導入の「大学入学希望者
学力評価テスト(仮称)」に十分に対応できる体制を整える。