校長 挨拶    

校長からのメッセージ            敬愛学園高等学校校長 奥山 慎一

敬愛学園高校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
 本校は、創立者長戸路政司により昭和28年に『敬天愛人』を建学の精神に掲げ創立されました。
この『敬天愛人』は明治維新の立役者である西郷隆盛の座右の銘であり、「常に謙虚で、自己を厳しく律するとともに、
広い心で自分と同様、他人をも愛することができる真のやさしさを育むこと」を意味しています。まさに人生における究極の目標であり、本校における全ての教育のバックボーンとなっています。
 本校には普通科だけが設置されていますが、特別進学コース、進学コース(α)、進学コース(β)の3コースがあり、それぞれ進学を重視した教育課程を編成しています。どの教科においても、全ての教室に設置された電子黒板を活用するなど「わかりやすい授業」の展開に努めるとともに、「朝の10分間読書」、「英語検定」等の各種検定やきめ細かな補習などにより、生徒の学習意欲を高めながら学力向上に取り組んでいます。
 英語の授業では全学年・全コースで習熟度別少人数授業を展開するとともに、専任のALT2名による授業を効果的に実施することなどにより4技能のバランスのとれた英語力の育成に努めています。また、希望者を対象としたニュージーランドでの長期海外留学(2学年の1年間)と短期語学研修(夏季休業中の3週間)のプログラムも用意しています。
 この他、本校では独自の探究型学習に取り組んでおり、1学年は地域の30を超える企業、NPO団体等の協力の下ローカルな課題について、2学年は修学旅行を絡めたテーマを設定してグループで、3学年は自ら設定した課題について個人で情報を収集、整理・分析し結論をまとめプレゼンテーションを行っています。この一連の学習プロセスを通して課題解決に必要な思考力・判断力・表現力などが育成できるものと期待しています。
 施設・設備では、3万冊を超える蔵書と、利用者が蔵書の検索と、セルフで貸出・返却ができるシステムを備えた図書館、自習スペース、進路資料室のほか、人工芝のグランド、専用の野球場などが整備されています。
 敬学祭、体育祭などの学校行事は毎年大変盛り上がりを見せ、部活動は30を超える運動部・文化部・同好会が活発に活動をしており、毎年、全国大会出場などの成果を上げています。
 そして、私たち教職員は、生徒が自らの可能性を最大限に発揮し、変化の激しいこれからの時代を主体的に生きていける力を育むとともに、充実した高校生活を送れるよう全力でサポートします。