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生成AIの活用指針


敬愛学園高校における生成AIの利活用指針

生成AIの活用指針
令和7年4月1日
敬愛学園高等学校

 文部科学省は令和6年12月26日に「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」を公表しています。本校においても、複数の点に留意しつつ、これからの時代の学習の基盤となる資質の一つである「情報活用能力」を向上させるために利用に取り組むことが必要と考えております。そのうえで、著作権保護に抵触すること、個人情報に関わることなど、生徒への注意喚起や保護者への確認・同意なども必要になります。以下、前述のガイドラインに沿った本校の利用指針を示しますのでご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

 1 学校での教育活動における生成AIの利用について
  目的 これからの時代の学習の基盤となる資質の一つである「情報活用能力」を向上させるために利用する。
  場面 教育活動の目的を達成するうえで教師が効果的と判断した場合に積極的に活用する。
  ・学習支援の場面:生徒が自らの学びを深めるための情報収集やアイデアづくりのサポート
  ・創造性を促進する場面:生徒が新しい視点や発想を得る一助となる場面

 2 現在行っている、または想定される使用場面例
  ・1パラグラフ程度の長めの英作文添削  ・大学入試志願理由書の参考資料の作成
  ・グループワークの議論後に、抜け落ちている観点がないかのアイデア出し  ・小論文の添削
   教員が、生徒の作成したものを生成AIで読み込む場合には、事前に生徒に対して利用することを生徒に告知します。

 3 利用するにあたり、注意すべき内容
  1 生成AIの生成物はインターネット上の情報が根拠になっており、誤った情報源から生成されることがあるので、学習者として情報の真偽について常に確かめる姿勢を持つ。
  2 生成AIの生成物はあくまで参考資料としての利用とし、そのまま自己の成果物として提出、または作品として応募することは不正な行為であり、またそれ以前に、学びの目的から外れ、自分のためにならない行為であることを理解する。不正が認められた場合は特別指導の対象となる。
  3 他人の著作物から生成された場合、著作権の侵害になりうるので十分注意する。
  4 個人情報の入力を求められた場合、データの漏洩に加え、AIに学習されて、他人が求めた生成AIの回答として出力される危険性があるので、絶対に入力しない。

 4 保護者の皆様へのお願い
 保護者の皆様には、生成AIの利用について理解を深めていただき、家庭での学習支援にもご協力いただければ幸いです。また、多くの生成AIツールでは未成年の使用について保護者の同意が必要です。ご意見やご質問がありましたら、いつでも学校へお問い合せください。この指針文書は、今後も必要に応じて見直しを行っていく予定です。

(本件についてのお問い合わせ先) 教頭 石脇 淳 043-251-6361